フリーランスのエンジニアの数は、20代から40代を中心に増加傾向にあり、時間や場所にとらわれずに働きたい人にとって魅力のある働き方として定着しつつあります。
フリーランスとして独立を考えるうえで、早い時期からクライアントの対応の仕方について、経験者のアドバイスを参考にしながら勉強することが大切です。特に、クライアントと上手く交渉をして自分の能力や経験にマッチする報酬を得るにはある程度の期間が必要となるため、じっくりと将来に向けて計画を立てましょう。

また、案件獲得に関する不安を解消するには、様々な職種のフリーランスのエンジニアに選ばれているクラウドソーシングのサイトやアプリに登録するのも有効です。実績がある会社が運営するサイトやアプリの中には、無料で優良なクライアントを紹介してくれたり、日々の作業に役立つ情報を提供してくれたりするものもあります。そのため、独立後に仕事がないというトラブルを防ぐうえで、余裕を持って人気のあるサイトやアプリの機能やサービスの内容について比較をすることが大事です。

なお、固定のクライアントと長く付き合うには、良好な関係を築けるようコミュニケーションの方法に気を遣うだけでなく、継続して自分の専門スキルの向上を目指すことも必要です。
その他、フリーランスの職種によってはライバルが多いことから、なかなか条件が良い案件が回ってこないこともあります。いざという時に備えて生活資金をしっかりと確保しておくことも大事です。